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避妊リングやインプラントって?長期避妊法のメリット・デメリット
生理・PMS

避妊リングやインプラントって?長期避妊法のメリット・デメリット

IUDや皮下インプラントなどの長期避妊法について、仕組みや費用、副作用を解説。毎日ピルを飲むのが大変な人や、数年単位で避妊を考えている人に知ってほしい選択肢です。

約6分で読めます
#避妊 #IUD #インプラント
📑 目次

「ピル、飲み忘れちゃった…」って焦った経験、ありませんか?

毎日飲む避妊薬は確かに効果的だけど、忙しい毎日の中で継続するのって意外と大変。そんな人に知ってほしいのが、一度入れたら数年単位で効果が続くです。

日本ではまだまだ認知度が低いけれど、海外では広く使われているIUD(子宮内避妊器具)や皮下インプラント。「体に何か入れるのって怖い」「痛そう」って思うかもしれないけれど、実際のところどうなんでしょう?

そもそもIUDって何?

IUDは、子宮内に小さな器具を入れて避妊する方法。大きく分けて2種類あります。

銅付加IUD

銅イオンが精子の運動を抑え、受精を防ぐタイプ。ホルモンを使わないので、ピルが体に合わない人でも使えるのが特徴。効果は5〜10年続く。

ホルモン付加IUD(ミレーナなど)

黄体ホルモンを少しずつ放出して、子宮内膜を薄くするタイプ。避妊効果に加えて、生理痛が軽くなったり、経血量が減ったりする人も多い。最長5年使える。

T字型のプラスチック製で、大きさは3cm程度。婦人科で10分ほどで挿入できます。

皮下インプラントという選択肢

日本ではまだ承認されていないけれど(2026年2月現在)、海外で普及しているのが。

腕の内側にマッチ棒くらいの細い棒を埋め込んで、そこからホルモンが放出される仕組み。これも最長3〜5年効果が続きます。

入れるときは局所麻酔をするので痛みはほとんどなく、跡もほぼ目立たない。海外では「いちばん楽な避妊法」として選ぶ人が増えています。

費用はどれくらい?

正直、初期費用はちょっと高め。

  • 3〜8万円(保険適用外)
  • 月経困難症や過多月経がある場合は保険適用で1〜2万円、避妊目的だと自費で4〜8万円
  • 日本未承認のため、入れる場合は海外で(数万円〜)

一見高く見えるけど、5年使うとして計算すれば、ピルを毎月買うより安くなることも。長期的に考えると、意外とコスパはいい。

気になる副作用

IUD(銅)の場合

  • 生理痛が重くなることがある
  • 経血量が増える人も
  • まれに器具がずれたり、自然に出てしまうことがある

ホルモンを使わないから体への影響は少ないけど、もともと生理が重い人には向かないかも。

IUD(ホルモン)の場合

  • 最初の数ヶ月は不正出血が続くことがある
  • 生理が軽くなる、もしくは止まる人もいる(これは副作用というより副次効果)
  • ニキビや頭痛など、ホルモンによる影響が出る場合も

個人的には、生理痛がひどい友人が入れて「人生変わった」って言ってたのが印象的。逆に不正出血が半年続いて抜いた、という人もいるので、合う・合わないはある。

皮下インプラントの場合

  • 不正出血が続く人が一定数いる
  • 体重増加、気分の変動などホルモン系の副作用
  • 入れた場所に軽い痛みや腫れが出ることも

こんな人に向いている

  • 数年単位で避妊したい

  • 毎日ピルを飲むのが面倒、または飲み忘れが心配

  • ホルモン剤が使えない(銅IUDなら可能)

  • 出産経験がある(挿入時の痛みが少ない傾向)

  • 数ヶ月以内に妊娠を希望している

  • 性感染症のリスクが高い環境(IUDは感染症予防にならない)

  • 子宮の形に異常がある

  • 不正出血に強い不安がある

入れるときって痛い?

これ、すごく気になるポイントですよね。

正直に言うと、人によります。出産経験があると子宮口が開きやすいので、比較的スムーズ。未産婦だと、生理痛みたいな鈍痛を感じる人が多い。

痛みに弱い人は、挿入前に鎮痛剤を飲んだり、麻酔テープを使ってもらえる病院もあるので相談してみて。入れた後も、2〜3日は生理痛のような違和感が続くことがあります。

取り出すのは簡単?

これも気になるところ。

IUDは挿入より取り出しのほうが楽で、数分で終わります。皮下インプラントも局所麻酔をして5分程度で取り出せる。

どちらも、取り出せばすぐに妊娠可能な状態に戻ります。「入れたら戻れない」わけじゃないので、そこは安心してOK。

実際に選ぶときのポイント

もし長期避妊を考えているなら、まずは婦人科で相談を。初めての婦人科受診が不安な方はこちら

  • 生理痛がひどい → ホルモンIUDが候補
  • ホルモン剤を使いたくない → 銅IUD
  • 海外在住や長期滞在予定 → 皮下インプラントも選択肢

あと大事なのが、定期的な確認です。IUDは年1回、超音波でちゃんと位置にあるか確認するのが推奨されています。定期的な婦人科検診で一緒に確認してもらいましょう。「入れたら放置」じゃなくて、ちゃんとメンテナンスは必要。

自分に合った避妊法を見つけよう

長期避妊法は、忙しい毎日の中で「避妊のことを考えなくていい時間」をくれる選択肢。

ただし、どんな方法にもメリット・デメリットはあるし、体との相性もある。まずは婦人科で自分の状況を話して、いくつか選択肢を聞いてみるのがいちばん。

ピルが合わなかった人も、IUDなら大丈夫だったというケースは多い。自分の体とライフスタイルに合った方法を、ゆっくり探してみてくださいね。

参考文献


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よくある質問

Q. IUD(子宮内避妊器具)とはどのようなものですか?
子宮内に小さな器具を挿入して避妊する方法です。銅付加IUDとホルモン付加IUD(ミレーナ等)があり、一度挿入すると5〜10年間効果が持続します。
Q. IUDや皮下インプラントの避妊効果はどれくらいですか?
IUDは99%以上、皮下インプラントも99%以上の高い避妊効果があります。毎日飲む必要のないピルと異なり、飲み忘れのリスクがなく、長期的な避妊に適しています。
Q. IUDは痛いですか?将来妊娠への影響はありますか?
挿入時に月経痛のような痛みを感じることがありますが、通常数分で落ち着きます。取り外した後は比較的早く妊孕性が回復するため、将来の妊娠を希望する方にも選択肢となります。
白滝由紀

この記事を書いた人

白滝由紀

フェムケア研究所 編集長

🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー

フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

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