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座り仕事の女性へ|椅子でできる短いストレッチ3つ
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座り仕事の女性へ|椅子でできる短いストレッチ3つ

仕事の合間に椅子でできる胸・背中・首のストレッチを紹介。安全な椅子の選び方、痛くない動かし方、座り続けない休憩の作り方をまとめました。

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📑 目次

気づけば昼休みまで、ほとんど同じ姿勢。忙しい日は「あと一つ終わってから」と、休憩を後回しにしがちです。

着替えやマットを用意できなくても、安定した椅子があれば胸、背中、首を小さく動かせます。この記事はデスクワーク中の女性が取り入れやすい短い実践用。肩こりや腰痛の原因を診断したり、治療したりするためのメニューではありません。

まず椅子と周囲を確認

背もたれから少し離れても、両足の裏が床につく椅子を選びます。膝がほぼ直角になる高さで、キャスターがなく、ぐらつかないものが基本です。腕を横へ出すので、肘掛けや隣の机にぶつからない空間も必要になります。

英国NHSの「Sitting exercises」(2024年1月更新)は、こうした椅子の条件と、体力に合わせて徐々に回数を増やす進め方を案内しています。以下は同資料から3つの動きを選び、仕事中に試しやすいよう回数を少なくした例です。

立って歩ける人は、席へ戻る前に少し歩いてから始めてみましょう。Mayo Clinicの「A guide to basic stretches」(2024年6月更新)では、ストレッチ前に5〜10分の軽い活動で体を温め、反動をつけず、呼吸を続け、痛みが出るほど伸ばさないことを勧めています。休憩が短いときほど、深く伸ばそうと頑張らず小さい動きで十分です。

持病やけががある、医師から動作を制限されている、座って姿勢を保つのが難しい場合は、先に医療者へ適した動きを相談してください。

胸・背中・首を一つずつ

最初は各動作を1回ずつ試します。どれも楽にできたら下の回数を目安に。3つ全部を行う義務はなく、痛い動きや場所を確保できない動きは省きます。

胸を開く:5〜10秒を2回

椅子で足裏を床につけ、肩を下げて両腕を横へ広げる胸のストレッチ

  1. 足裏を床につけ、背もたれから少し離れて座ります。
  2. 肩を後ろへ軽く引いて下げ、両腕を体の横へ広げます。
  3. 胸を少し前・上へ向け、軽く伸びを感じるところで5〜10秒。その後、腕を戻して休みます。

背中を大きく反らせる競争ではありません。肋骨を突き出すほど頑張らず、呼吸できる位置で止めます。肩に痛みが出るなら、腕を広げて我慢しないでください。

上体を左右へ向ける:左右5秒ずつを2回

  1. 両足を床につけたまま背筋を起こし、胸の前で腕を交差して手を反対側の肩へ添えます。
  2. お尻を椅子に置いたまま、上体を楽な範囲で左へ向けます。
  3. 5秒ほど保って正面へ戻し、右も同じように行います。

手で椅子の背をつかんで強くひねる必要はありません。左右で向きやすさが違っても、狭い側を無理にそろえないで。痛みを避けるために体が大きく傾くなら、その動きはやめておきます。

顔をゆっくり左右へ向ける:左右5秒ずつを2回

  1. 肩を下げ、顔を正面へ向けます。
  2. 顎を突き出さず、左肩の方向へゆっくり顔を向けます。
  3. 心地よい範囲で5秒ほど保ち、正面へ戻します。右側も同じように行います。

首を一周させたり、頭を手で引っ張ったりはしません。画面を見たまま動かすと首が不自然にねじれやすいので、作業はいったん止めて行いましょう。

ここで示した2回ずつは短い休憩用の構成です。NHSの原資料は胸と上体ひねりを5回、首を左右3回としていますが、時間に合わせて急いで全部こなす必要はありません。回数の達成より、ゆっくり戻るところまで丁寧に。

椅子で動いたあと、立てる人は少し歩く

椅子ストレッチは仕事の中で姿勢を変える一つの方法です。でも、その後また何時間も座るなら、歩く休憩も別に作りたいところ。

NHSの「Benefits of exercise」(2024年8月更新)は、運動の習慣に加えて、座ったり横になったりしている時間を減らすことも勧めています。

「メールを送ったら水をくみに行く」「オンライン会議の後に廊下を歩く」など、仕事の終わりを合図にすると忘れにくくなります。ストレッチのタイマーを増やすより、今ある休憩に一つ動作を足すほうが合う人もいるはずです。

席を離れにくい日も、全部できなかったからゼロとは考えなくて大丈夫。できる動きを一つ選び、次の休憩を後回しにしないところから始めます。筋力をつける運動も取り入れたくなったら、自宅筋トレの基本3種目を別の時間に試せます。

痛みやしびれがある日は「伸ばせばよい」と決めない

軽く伸びる感覚と、鋭い痛みや腕・手へのしびれは別です。動かすと症状が出る、めまいがする、気分が悪くなる場合は中止してください。症状が続く、繰り返す、力が入りにくいときは医療機関へ相談しましょう。

仕事に戻る前は、腕が机に無理なく届くか、画面が片側へ寄りすぎていないかも一度確認を。同じ無理な姿勢へ戻りながら、ストレッチだけを増やす必要はありません。休憩を取れる環境と、続けやすい小さな動きをセットにしていきましょう。

参考文献

よくある質問

Q. 仕事用のキャスター付き椅子でできますか?
この記事ではキャスターのない、動かず安定した椅子を使います。足裏が床につく高さを選び、腕を広げる場所も確保してください。適した椅子がなければ無理に実践せず、歩ける人は短い歩行休憩に切り替えましょう。
Q. 首を大きく回したほうがほぐれますか?
この記事の動きは、首をゆっくり左右へ向けるだけです。円を描くように回したり、手で頭を強く引いたりする必要はありません。痛み、しびれ、めまいが出る場合は中止してください。
Q. 椅子ストレッチをすれば座りっぱなしでも大丈夫ですか?
椅子で動く時間だけで、長時間座ることの影響を帳消しにはできません。立って歩ける人は仕事の区切りに短い歩行を挟み、普段の運動も別に考えましょう。
白滝由紀

この記事を書いた人

白滝由紀

フェムケア研究所 編集長

🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー

フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

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