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フェムケア用語集|知っておきたい基本ワード50
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フェムケア用語集|知っておきたい基本ワード50

フェムケアの基本から専門用語まで、これだけは押さえておきたいワード50選。生理・膣ケア・更年期など、カテゴリ別にわかりやすく解説します。

約6分で読めます
#用語集 #フェムケア #基礎知識
📑 目次

SNSで見かけたり、友達との会話に出てきたりする「フェムケア」関連の言葉。なんとなくわかるけど、正確には説明できない…そんなワード、ありませんか?

今回は、知っておくと役立つ基本ワード50個を集めました。辞書みたいに堅苦しくなく、でもちゃんと理解できるように。カテゴリごとにまとめたので、気になるところから読んでみてください。

生理・月経周期

生理周期
生理が始まった日から、次の生理が始まる前日までの日数。25〜38日が正常範囲とされています。

卵胞期
生理開始から排卵までの期間。エストロゲンが増えて、肌も気分も比較的安定する時期。

黄体期
排卵後から次の生理までの約14日間。プロゲステロンが増えて、むくみやイライラが出やすくなります。

PMS
生理前3〜10日間に起こる、心と体の不調。イライラ、むくみ、胸の張り、眠気など症状はさまざま。

PMDD
PMSより重度で、日常生活に支障が出るレベルの精神症状が特徴。専門医の診察が必要なケースも。

月経困難症
生理痛がひどくて日常生活に影響が出る状態。「我慢するもの」じゃなく、治療対象です。

過多月経
経血量が異常に多い状態。レバー状の塊が出る、ナプキンが1時間もたない場合は要注意。

無月経
3ヶ月以上生理が来ない状態。妊娠以外の原因も多いので、放置せず婦人科へ。

ホルモン

エストロゲン
女性らしさを作るホルモン。肌や髪のツヤ、骨密度の維持にも関わっています。

プロゲステロン
妊娠を維持するホルモン。体温を上げたり、水分を溜め込んだりする働きも。

ホルモンバランス
複数のホルモンが適切な量・タイミングで分泌されている状態。崩れると不調の原因に。

基礎体温
朝、目覚めた直後の体温。排卵の有無やホルモン状態を知る手がかりになります。

デリケートゾーン・膣ケア

外陰部
外陰部(膣の外側)全体を指す言葉。粘膜が多く、肌より薄くて刺激に弱い部分。

膣内フローラ
膣内に住む善玉菌たちのこと。乳酸菌が多いと健康な状態で、雑菌の侵入を防いでくれます。

pH
酸性・アルカリ性を示す数値。健康な膣内はpH3.8〜4.5の弱酸性に保たれています。

自浄作用
膣が自分で清潔を保つ機能。過度な洗浄は逆効果になることも。

おりもの
膣や子宮頸部から出る分泌物。量や色、においの変化は体調のバロメーター。

フェミニンウォッシュ
デリケートゾーン専用の洗浄料。弱酸性で、膣内フローラを乱さない設計のもの。

膣萎縮
加齢やホルモン減少で膣の粘膜が薄くなる状態。乾燥や痛みの原因になります。

骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋を鍛えること。尿もれ予防や性生活の質向上にも効果あり。

妊活・妊娠

排卵日
卵巣から卵子が飛び出す日。妊娠しやすいタイミングは排卵日の2日前から当日まで。

妊活
妊娠に向けて心と体を整える活動全般。タイミング法から生活習慣の見直しまで幅広い。

プレコンセプションケア
結婚や妊娠を考える前に受ける婦人科検診。性感染症や子宮・卵巣の状態をチェック。

AMH
卵巣に残る卵子の数の目安になるホルモン。年齢とともに減少します。

着床
受精卵が子宮内膜に潜り込んで、妊娠が成立すること。

hCG
妊娠すると分泌されるホルモン。妊娠検査薬はこれを検出しています。

更年期

更年期
閉経前後の約10年間。日本人の平均閉経年齢は50歳前後です。

更年期障害
ホットフラッシュ、発汗、イライラなど、更年期に現れる200種類以上の症状の総称。

ホットフラッシュ
突然の顔や上半身のほてり・発汗。更年期の代表的な症状のひとつ。

プレ更年期
30代後半〜40代前半に現れる、更年期に似た症状。ホルモンの揺らぎが原因。

HRT
減少したエストロゲンを補う治療法。更年期症状の緩和に有効とされています。

婦人科疾患

子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍。成人女性の3〜4人に1人が持っているとも。

子宮内膜症
子宮内膜に似た組織が、子宮以外の場所で増殖する病気。強い生理痛が特徴。

卵巣嚢腫
卵巣に液体や脂肪などが溜まってできる腫瘍。多くは良性です。

PCOS
卵巣内に多数の小さな嚢胞ができて、排卵しにくくなる状態。

子宮頸がん
子宮の入口(頸部)にできるがん。HPVワクチンと検診で予防・早期発見が可能。

カンジダ膣炎
カンジダ菌による膣の炎症。かゆみや白いカッテージチーズ状のおりものが特徴。

セクシュアル・ヘルス

性交痛
性行為時の痛み。乾燥、緊張、病気など原因はさまざま。我慢せず相談を。

リビドー
性的欲求のこと。ホルモンやストレス、パートナーとの関係性に影響されます。

潤滑ゼリー
性行為時の摩擦を減らすための潤滑剤。乾燥による痛みを和らげます。

HPV
子宮頸がんの主な原因ウイルス。性交渉で感染しますが、ほとんどは自然に排除されます。

ライフスタイル

フェムテック
女性の健康課題をテクノロジーで解決する製品・サービスの総称。

生理休暇
生理による体調不良で取得できる休暇。労働基準法で定められています。

マスターベーション
自分で自分の体を気持ちよくすること。性の健康の一部として捉え直されています。

ボディポジティブ
体型や外見に関わらず、自分の体を肯定的に受け入れる考え方。

フェムケア
女性の体と心の健康を、ライフステージ全体を通してケアすること。

低用量ピル
避妊だけでなく、生理痛やPMSの軽減、月経周期の調整にも使われます。

IUD
子宮内に入れる避妊器具。数年間効果が続き、取り外せば妊娠可能に戻ります。

アフターピル
避妊に失敗した際、72時間以内に服用する薬。早いほど効果が高まります。

オンライン診療
スマホやPCで医師の診察を受けられるサービス。ピル処方などで利用が広がっています。


用語を知るだけで、自分の体への理解がぐっと深まるはず。気になる症状があったら、ネットで調べるだけじゃなく、婦人科で相談してみてくださいね。


参考文献

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よくある質問

Q. フェムケアとフェムテックの違いは何ですか?
フェムケアは女性の体と心の健康をライフステージ全体でケアすること、フェムテックは女性の健康課題をテクノロジーで解決する製品・サービスの総称です。
Q. 膣内フローラとは何ですか?
膣内に住む善玉菌(乳酸菌)の集まりのことです。弱酸性環境を作って雑菌の侵入を防ぎ、デリケートゾーンの健康を守っています。
Q. AMH検査とは何がわかる検査ですか?
卵巣に残っている卵子の数の目安がわかるホルモン検査です。年齢とともに減少し、妊活の計画を立てる際の参考になります。
白滝由紀

この記事を書いた人

白滝由紀

フェムケア研究所 編集長

🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー

フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

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