初めての生理ガイド|娘に伝えたい準備と心構え
娘の初潮を迎える前に知っておきたいこと。突然のその日に慌てないための準備と、親子で乗り越えるための心構えをまとめました。
📑 目次
うちの娘、もうすぐ小6。最近急に背が伸びて、私の服を勝手に着るようになった。胸も少しふくらみ始めて、「そろそろかな」って思う瞬間が増えてきた。
初潮って、いつ来るか分からないから準備が難しい。学校で急に始まったらどうしよう、とか。本人が恥ずかしがって言い出せなかったら、とか。私自身がそうだったから、娘には同じ思いをさせたくない。
まず揃えておきたいもの
生理用品って種類が多すぎて、正直どれを選べばいいのか分からないよね。
- 昼用ナプキン(羽なし・普通の厚さ)
- 夜用ナプキン(1パック)
- ショーツタイプのサニタリーショーツ2〜3枚
- 小さめのポーチ
タンポンとか月経カップは最初から選択肢に入れなくていい。まずは一番シンプルなナプキンから。羽つきも最初は使いづらいから、慣れてからでOK。
ポーチは学校に持っていく用。トイレに行くときナプキンをそのまま持っていくのは恥ずかしいから、ペンケースくらいのサイズで無地のものがおすすめ。
意外と見落としがちなアイテム
私が後から「あ、これ必要だった」と思ったのが、替えの下着と防水シート。
初潮って大抵予想外のタイミングで来るから、お気に入りの下着が汚れちゃうことが多い。古くなった下着を何枚か残しておくと、万が一のとき気持ちが楽。
防水シートは布団用。夜は特に量の調整が分からなくて漏れることがあるから、最初の数ヶ月は敷いておくと安心できる。
「その日」が来たときの話し方
これが一番悩むところかもしれない。
娘が初潮を迎えたとき、どんな言葉をかけるべきなのか。「おめでとう」って言うべき? それとも普通に「大丈夫だよ」だけでいい?
答えは、その子に合わせてでいい。
泣いてるかもしれない。パニックになってるかもしれない。逆に意外と冷静かもしれない。その子の性格と、そのときの状況次第。
私が大事にしたいのは、「特別なことでもあり、普通のことでもある」っていうバランス。大げさに祝うと恥ずかしがる子もいるし、逆に何も言われないと「私、変なことになったのかな」って不安になる子もいる。
「来たんだね。びっくりした? 大丈夫、これから毎月来るようになるから、一緒に慣れていこうね」
それから、まず落ち着いて手順を示すこと。パニックのときは、手順を示してあげるだけで落ち着く。
- まず下着を替える
- ナプキンのつけ方を一緒に確認
- 汚れた服は水で洗う(お湯はNG)
- 痛みがあるか聞く
お風呂に入っていいのか、運動していいのか、プールはどうするのか——そういう疑問が次々出てくるから、一つずつ答えていく感じ。
事前に話しておくべきこと
理想は、初潮が来る前に一度ちゃんと話しておくこと。
でも「生理の話をしよう」って改まると、お互い気まずくなる。だから私は、日常会話の延長で少しずつ話すようにしてる。
「そういえば、もうすぐ生理が始まるかもね。学校で急に来ても慌てなくていいように、保健室に行けば大丈夫だよ」
「ナプキンってこうやって使うんだよ。見てみる?」
一度にすべて説明しようとしなくていい。何回かに分けて、小出しにしていく。
本やYouTubeも活用する
正直、親から直接聞くのが恥ずかしいっていう年頃もある。そういうときは、本やYouTubeに頼っていいと思う。
私の場合は、リビングにさりげなく生理の絵本を置いておいた。読んでるかは分からないけど、「ここに情報があるよ」っていうメッセージにはなる。
最近は学校でも保健の授業で教えてくれるけど、学校で習うのと家で話すのは別。家だと「私の場合はこうだったよ」っていう個人的な話ができるのが強み。
痛みへの対処
生理痛がひどい子もいれば、まったく感じない子もいる。これは本当に個人差が大きい。
最初の数回は痛みがなくても、数ヶ月後から痛くなることもある。逆もある。だから「痛かったらすぐ教えて」って伝えておく。
痛み止めを使っていい。「我慢が美徳」みたいな考えは捨てていい。痛みを我慢して学校で集中できないより、薬を飲んで普通に過ごせる方がずっといい。
ただし、市販薬を使うなら最初は一緒に選ぶ。量や飲むタイミングを確認してから。
あと、お腹や腰を温めることも意外と効く。温めるだけで楽になる子は多い。
学校での過ごし方
「学校で急に生理が来たらどうしよう」——これが一番の不安だよね。
まず、保健室に行けばナプキンをもらえること。これを知ってるだけで安心できる。
それから、体育は見学してもいいし、無理して出てもいい。これも本人の体調次第。最初のうちは様子見で休ませてもらうのもあり。
プールは基本的に見学になるけど、タンポンを使えば入れる。ただし最初のうちは無理しなくていい。
トイレの回数が増えるから、授業中でも行きたくなったら我慢しないこと。これも事前に伝えておく。
友達には言う?言わない?
これも悩むところ。
仲のいい友達には話してもいいと思う。同じタイミングで始まってる子もいるだろうし、情報交換になる。
でも、無理に言う必要もない。自分のペースで。
記録をつけると楽になる
スマホのアプリでもいいし、カレンダーに印をつけるだけでもいい。
最初のうちは周期が安定しないから、「いつ来るか分からない」っていう不安がずっと続く。でも記録をつけ始めると、だんだんパターンが見えてくる。
「そろそろ来そうだな」って予測できるようになると、心の準備ができる。修学旅行とか大事な予定の前に、「もしかしたらかぶるかも」って分かるだけで対策が取れる。
最初の1年くらいは周期がバラバラでも気にしなくていい。2〜3年かけて安定していくのが普通。
私自身の初潮の話
私が初潮を迎えたのは小5の夏休み。
家にいたから良かったけど、母に言い出すのが恥ずかしくて、しばらく黙ってた。結局母が洗濯物で気づいて、「言ってくれればよかったのに」って言われたのを覚えてる。
そのとき母がすごく優しく教えてくれたんだけど、それでも当時の私は「早く終わらないかな」ってずっと思ってた。周りの友達はまだ来てなかったから、自分だけ大人になった気がして、嬉しいというより戸惑いの方が大きかった。
だから娘には、「恥ずかしがらなくていいよ」「いつでも相談してね」って、しつこくない程度に伝えるようにしてる。
初潮は通過点でしかないけど、親子にとっては特別な瞬間でもある。完璧に準備しようとしなくていい。一緒に学びながら進んでいけばそれでいいと思う。
娘の成長を、焦らず見守っていこう。
参考文献
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よくある質問
- Q. 初潮に備えて最低限用意すべきものは?
- 昼用ナプキン(羽なし)、夜用ナプキン、サニタリーショーツ2〜3枚、学校用の小さめポーチを揃えましょう。
- Q. 娘に生理の話をするタイミングはいつがいい?
- 初潮前に日常会話の延長で少しずつ話すのがおすすめです。一度にすべて説明せず何回かに分けて伝えましょう。
- Q. 初潮が来たとき親はどう対応すべき?
- 子どもの反応に合わせて落ち着いて対応し、下着の替え方やナプキンのつけ方など具体的な手順を一緒に確認しましょう。
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この記事を書いた人
白滝由紀フェムケア研究所 編集長
🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー
フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!


