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職場での生理対策|仕事中を快適に過ごすコツ
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職場での生理対策|仕事中を快適に過ごすコツ

生理中の仕事は本当につらい。でも小さな工夫で驚くほど快適になります。職場でできる具体的な対策と、トラブル回避のポイントをまとめました。

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📑 目次

会議中にお腹が痛くなって、冷や汗かきながら笑顔をキープした経験。ありますよね。

わたしは20代のころ、トイレに行きづらい雰囲気の職場で働いていて、生理2日目の大量出血をどうやりくりするかで頭がいっぱいだった記憶がある。仕事に集中したいのに、「漏れてないかな」って気になって、気づいたら椅子にそっと手を当てて確認してる自分がいた。

今は職場も変わって、いろんな対策を試してきて、やっと「生理中でもまあまあ普通に仕事できる」状態になった。完璧じゃないけど、昔よりはずっとマシ。そんなわたしが実践してる、職場での生理対策をシェアします。

一番困るのは「漏れ」と「痛み」

職場で困ることランキングを作ったら、この2つがダントツだと思う。

漏れは物理的な問題だから対策しやすいけど、痛みは人それぞれだし、なかなか周りに理解されにくい。「生理痛くらいで」って言われた経験がある人、きっと多いはず。でもつらいものはつらい。

デスク周りに常備しておくと安心なもの

  • ナプキン(昼用・夜用・おりものシート)
  • 生理用ショーツの替え
  • カイロ(使い捨て&繰り返し使えるタイプ)
  • 鎮痛剤
  • ウェットティッシュ

わたしの場合、デスクの引き出しにポーチを入れて、この辺を常備してる。特に替えのショーツは「万が一」のお守り的な存在。実際に使うことはほとんどないんだけど、あるだけで安心感が違う。

あと意外と役立つのがブランケット。クーラーで下半身が冷えると痛みが増すから、膝掛けは年中手放せない。「冷え性なので」って言えば周りも納得してくれる。

トイレに行くタイミングを逃さない工夫

これ、本当に大事なんだけど意外とできてない人が多い。会議が立て込んでたり、集中してると、つい「あとで」ってなりがち。でも生理中は定期的にナプキンを交換しないと、漏れのリスクが一気に上がる。

わたしが実践してるのは、スマホのタイマーを2〜3時間おきに鳴らす方法。「トイレ」って書くと恥ずかしいから、「休憩」とか適当な名前にしてる。アラームが鳴ったら、仕事がキリ悪くても一旦トイレに行く。

あと会議前は絶対トイレ。量が多い日は、会議中に「ちょっと失礼します」って中座する勇気も必要。わたしは「お手洗い行ってきます」ってサラッと言って席を立つようにしてる。最初は抵抗あったけど、慣れると普通にできるようになる。

痛みのピーク時間を把握する

生理痛って、1日中ずっと同じ強さじゃないことに気づいてから、スケジュール調整がしやすくなった。

わたしの場合、朝イチと午後2〜3時がピーク。だから大事な会議やプレゼンは、できるだけ午前中の後半か夕方に入れるようにしてる。もちろん全部コントロールできるわけじゃないけど、調整できる範囲で工夫する。

生理周期アプリで「次の生理予定日」を把握して、その前後に重要な予定を入れない。これだけでもかなりストレスが減る。

服装選びも戦略的に

  • 白やベージュの薄い色ボトムス

  • ぴったりしたスキニーパンツ

  • タイトスカート

  • 黒やネイビーの濃い色

  • ゆったりしたワイドパンツ

  • Aラインのスカート

量が多い日は、絶対に黒か紺のボトムスを選ぶ。万が一漏れても目立ちにくいし、精神的に楽。ぴったりしたパンツは座ったときにお腹が圧迫されて痛みが増すから、生理中はゆとりのあるシルエットが正解。

あと、カーディガンやジャケットを腰に巻けるコーデにしておくと、いざというときカバーできる。これも「お守り」だけど、安心材料として。

椅子対策は地味だけど効く

長時間座ってると経血が溜まって、立ち上がったときにドバッと出る、あの感覚。嫌ですよね。

わたしは1時間に1回は立ち上がって、トイレ行ったりコピーしたり、とにかく動くようにしてる。座りっぱなしを避けるだけで、漏れのリスクがかなり減る。

あと椅子に敷くクッションも検討する価値あり。腰痛対策用のクッションだけど、骨盤が安定して痛みが軽減される気がする。見た目が気になるなら、シンプルなデザインのものを選べばオフィスでも浮かない。

鎮痛剤は「痛くなる前」に飲む

これ、婦人科の先生に教えてもらって目から鱗だった。痛くなってから飲むより、「そろそろ痛くなりそう」ってタイミングで先に飲んだ方が効きやすいらしい。

わたしは生理1日目の朝と、2日目の朝に予防的に飲むようにしてる。「薬に頼りたくない」って気持ちもわかるけど、痛みを我慢して仕事のパフォーマンスが落ちるより、薬を上手に使って快適に過ごす方が建設的だと思う。

ただし、薬の飲み過ぎには注意。月に何回も鎮痛剤を使ってるようなら、一度婦人科で相談した方がいい。

カイロの貼る位置、知ってる?

お腹に貼る人が多いと思うんだけど、効果的なのは「仙骨(せんこつ)」。腰のベルトラインより少し下、お尻の割れ目の上あたりにある平たい骨ね。ここを温めると下半身全体の血流が良くなって、痛みが和らぐ。

職場でカイロ貼るのが恥ずかしいって人は、デスクワークならブランケットの下で太ももの内側に貼るのもあり。直接肌に貼ると低温やけどするから、下着の上からね。

周りへの伝え方

これはハードル高いって感じる人もいると思う。でも信頼できる同僚や上司には、さらっと伝えておくと後々楽。

「生理中で体調が優れないので、ちょっと席を外すことが多いかもしれません」くらいのライトな伝え方でOK。詳しく説明する必要はない。

男性上司に言いづらいって声もよく聞くけど、意外と普通に「そうなんだね、無理しないでね」って返してくれることが多い。もちろん全員がそうとは限らないけど、「言わなきゃわからない」ことも多い。

わたしは「体調管理の一環として伝えておく」くらいのスタンスで話してる。深刻にならず、でもちゃんと事実として伝える。

生理用品の進化を味方につける

昔と比べて、生理用品ってめちゃくちゃ進化してる。吸収力の高いナプキン、漏れにくい形状、薄くてゴワゴワしない素材。

わたしは量が多い日は夜用ナプキンを昼間でも使ってる。「もったいない」って思うかもしれないけど、安心感には代えられない。あと最近は吸収型ショーツも試してる。ナプキンとの併用で、かなり安心。

生理用品って「節約」するものじゃなくて、「快適に過ごすための投資」だと思ってる。自分に合うものを見つけるまで、いろいろ試してみる価値はある。

食事とか飲み物とか

職場のランチ、何気なく選んでるかもしれないけど、生理中は少し意識するといい。

  • 冷たい飲み物(アイスコーヒーとか)

  • 塩分の多いもの(むくみ悪化)

  • 脂っこいもの(消化に負担)

  • 温かいお茶やスープ

  • 鉄分の多いもの(レバー、ほうれん草、あさり)

  • マグネシウム豊富なもの(ナッツ、バナナ)

デスクに常温の水筒を置いて、こまめに温かいお茶を飲む習慣つけるだけでも違う。ジンジャーティーとかカモミールティーは体を温めてくれるし、リラックス効果もある。

コンビニランチなら、冷たいサラダより温かいスープや味噌汁をプラス。小さな選択だけど、積み重ねると体調が安定する。

在宅勤務やフレックスを活用する

制度がある職場なら、生理の重い日は在宅勤務にするのもひとつの手。家なら好きなタイミングでトイレ行けるし、横になって休憩もできる。カイロ貼り放題だし、服装も気にしなくていい。

フレックスタイム制があるなら、痛みのピークをずらして出社時間を調整するのもあり。朝がつらいなら午後出社にするとか、午前中だけ働いて早めに帰るとか。

「生理くらいで制度使うのは甘え」とか思わないで。体調に合わせて柔軟に働く、それが本来のフレキシブルワークだから。

限界を感じたら婦人科へ

いろいろ対策してもつらい、毎月憂鬱、仕事に支障が出まくってる…そんな状態なら、我慢せずに婦人科を受診して。

月経困難症や子宮内膜症など、治療が必要な状態かもしれない。低用量ピルや漢方薬で症状が劇的に改善することもある。「たかが生理痛」って思わないで、ちゃんと医療の力を借りることも選択肢。

わたしの友人は、ピルを飲み始めてから「人生変わった」って言ってた。それくらい、適切な治療で楽になるケースは多い。

完璧じゃなくていい

生理中の仕事、100%のパフォーマンスを求めるのは無理がある。70%できれば合格、くらいの気持ちで。

どうしても集中できないときは、単純作業に切り替えるとか、スケジュールを調整するとか、臨機応変に対応していい。「生理だから」って理由で自分を責める必要は全くない。

月に一度やってくるこの期間を、少しでも快適に過ごせますように。


参考文献

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よくある質問

Q. 職場のデスクに常備しておくべき生理対策グッズは?
ナプキン(昼用・夜用)、替えのショーツ、使い捨てカイロ、鎮痛剤、ブランケットがあると安心です。
Q. 仕事中にナプキン交換のタイミングを逃さないコツは?
スマホのタイマーを2〜3時間おきにセットし、アラームで定期的にトイレ休憩を取る方法が効果的です。
Q. 生理中の仕事のスケジュール調整はどうすればいい?
生理周期アプリで予定日を把握し、痛みのピーク時間帯に重要な予定を避けるよう調整しましょう。
白滝由紀

この記事を書いた人

白滝由紀

フェムケア研究所 編集長

🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー

フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

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