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妊娠中に使えるスキンケア成分|避けるべき成分と安全な選び方
妊活

妊娠中に使えるスキンケア成分|避けるべき成分と安全な選び方

妊娠中のスキンケアで避けるべき成分と安全な成分を解説。レチノールやサリチル酸の注意点から、使える美容成分まで実用的にまとめました。

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📑 目次

妊娠がわかって嬉しい反面、「今まで使ってたスキンケア、このまま使っていいの?」って不安になること、ありますよね。

私も妊娠初期に手持ちの美容液の成分表を見て固まったクチです。レチノールってダメなんだっけ?ビタミンCは?ナイアシンアミドは?調べれば調べるほど情報がバラバラで、結局何を信じていいのかわからなくなって。

結論から言うと、し、過度に怖がる必要はないです。ただ、避けたほうがいい成分があるのも事実。ここでは実際に産婦人科医や皮膚科医が推奨している情報をベースに、妊娠中のスキンケア成分選びをまとめました。

妊娠中に避けるべき成分

まずは「これは使わないで」リストから。

レチノール(ビタミンA誘導体)

美容好きなら一度は手を出したことがあるはず。シワ・毛穴・ニキビに効くって言われてて、アンチエイジングの王様みたいな成分ですよね。

でも、妊娠中は避けたほうがいい成分です。

経口摂取のビタミンA過剰摂取が胎児の奇形リスクを高めることがわかっていて、皮膚からの吸収量は少ないものの、念のため避けるのが世界的なコンセンサス。レチノール、レチノイン酸、トレチノイン、レチナール…名前を変えて入ってることがあるので要注意。

妊活中から使用を控えるのが理想的です。

高濃度サリチル酸(BHA)

ニキビケアやピーリングでよく見る成分。低濃度(2%以下)なら問題ないとされていますが、ケミカルピーリングのような高濃度使用は避けたほうが無難。

市販の洗顔料に入ってる程度なら過敏になりすぎなくて大丈夫ですが、わざわざ選ぶ必要もないかな、という温度感。

ハイドロキノン

美白成分として有名ですが、妊娠中は使用を控える医師が多いです。皮膚からの吸収率が高めで、安全性データが十分じゃないのが理由。

そもそも妊娠中ってホルモンの影響でシミができやすいから、美白したい気持ちはすごくわかる。でも今は我慢の時期。産後に本気でケアするほうが賢明です。

エッセンシャルオイル(精油)

これは賛否あるんですけど、一部の精油には子宮収縮作用があるとされています。特にクラリセージ、ペパーミント、ローズマリー、ジュニパーあたりは妊娠初期〜中期は避けたほうが安心。

妊娠後期ならOKとされるものもあるんですが、正直わざわざリスクを取る必要ある?って思います。香りでリラックスしたいなら、精油フリーのアイテムでも全然いける。

妊娠中でも安全に使える成分

じゃあ何なら使っていいの?って話ですよね。

ビタミンC誘導体

美白・抗酸化・コラーゲン生成サポートと三拍子そろった優等生。妊娠中でも問題なく使えます。

ただし高濃度のピュアビタミンCは刺激が強いので、妊娠中で肌が敏感になってる時期は、マイルドなビタミンC誘導体(アスコルビン酸グルコシドとか)を選ぶのがベター。

ナイアシンアミド(ビタミンB3)

バリア機能改善、毛穴、美白、抗炎症…万能すぎるでしょ、この成分。

妊娠中の使用も安全とされていて、敏感に傾きがちな肌にも優しいから、むしろ妊娠中こそ使いたい成分。私も妊娠中はこれに頼りっぱなしでした。

ヒアルロン酸・セラミド・グリセリン

保湿成分の御三家。これらは分子が大きくて皮膚の奥まで浸透しないので、胎児への影響はゼロ。安心して使えます。

妊娠中はホルモンバランスの変化で乾燥しやすくなるから、保湿はむしろいつも以上にしっかりやったほうがいい。

アゼライン酸

ニキビ・酒さ・色素沈着に効く成分で、妊娠中でも使用OKとされています。レチノールの代替として使う人も多い。

ただ日本ではまだマイナーで、取り扱いが少ないのがネック。海外通販で買う人もいるけど、妊娠中に無理して新しいものを試す必要はないかなと個人的には思います。

ペプチド類

コラーゲンペプチドやアルジルリンなど、アンチエイジング系の成分。妊娠中の使用に問題ないとされています。

攻めのケアはお休みして、守りのケアに徹するのが妊娠中の基本ではあるけど、使い慣れたペプチド美容液があるなら続けてOK。

スキンケア選びの実践的なポイント

成分表示は裏面をチェック

パッケージの「妊娠中OK」「敏感肌用」って文字を信じすぎないこと。必ず裏面の全成分表示を見て、避けるべき成分が入ってないか確認。

最初は面倒だけど、2〜3回やれば慣れます。わからない成分はその場でスマホ検索。

新しいアイテムは一旦保留

妊娠中って肌質が変わることも多いから、今まで平気だった成分に反応することもある。新しいアイテムを試すより、使い慣れた安全なものを継続するほうがリスク低いです。

どうしても新しいのを試したいなら、パッチテストは必須。

かかりつけ医に相談できる関係を作る

産婦人科医でも皮膚科医でも、「こういうの使っても大丈夫ですか?」って聞ける関係性を作っておくと心強い。

特に持病がある人や、薬を服用してる人は、自己判断せず必ず相談を。

シンプルケアも選択肢

あれこれ気にするのに疲れたら、いっそシンプルケアに切り替えるのもアリ。洗顔→化粧水→保湿クリーム、以上。これだけでも十分です。

妊娠中の約10ヶ月、アンチエイジングをサボったからって5歳老けるわけじゃない。赤ちゃん優先で、自分を追い込まないで。

まとめ

妊娠中のスキンケアは「避けるべきものを避けて、安全なもので保湿・バリア機能をキープ」が基本。

レチノールやハイドロキノンはお預け。ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、保湿成分はどんどん使ってOK。迷ったらシンプルに、不安なら医師に相談。

産後は産後でホルモン変動があるから、また肌が変わります。今はとにかく「トラブルを起こさない」ことを目標に、無理しないスキンケアで乗り切りましょう。


参考文献

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よくある質問

Q. 妊娠中にレチノールを使ってはいけない理由は?
ビタミンA過剰摂取が胎児の奇形リスクを高めるため、皮膚からの吸収量が少なくても避けるのが世界的なコンセンサスです。
Q. 妊娠中でも安全に使えるスキンケア成分は?
ナイアシンアミド、ビタミンC、ヒアルロン酸、アゼライン酸などは妊娠中も安全に使用できる成分です。
Q. 妊娠中にサリチル酸(BHA)入りの洗顔料は使えますか?
低濃度(2%以下)なら問題ないとされていますが、高濃度のケミカルピーリングは避けたほうが無難です。
白滝由紀

この記事を書いた人

白滝由紀

フェムケア研究所 編集長

🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー

フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

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