デリケートゾーンの正しい洗い方|NGケアしてない?
デリケートゾーンの洗い方、実は間違ってるかも?正しい洗い方とよくあるNG習慣を解説します。
📑 目次
「え、ボディソープじゃダメなの?」
わたしの周りで聞いてみたら、10人中8人がデリケートゾーンをボディソープで洗ってた。というかわたし自身、28歳までそうだった。
誰にも教わらないから、仕方ないといえば仕方ない。学校の保健の授業でも「清潔にしましょう」とは言うけど、具体的にどう洗うかなんて教えてくれなかった。
でもこれ、知ってるか知らないかでデリケートゾーンのコンディションがかなり変わる話。
なぜボディソープがNGなのか
理由はシンプルで、皮膚や粘膜のバランスを守ることがいちばん大事だからです。
デリケートゾーンは弱酸性(pH3.8〜4.5)に保たれてて、この酸性の環境が乳酸菌(ラクトバチルス)の住処になってる。乳酸菌が雑菌の侵入を防いでくれてる、いわば天然のバリア。
一方、一般的なボディソープはアルカリ性〜中性。毎日アルカリ性のソープで洗ってると、このバリアが壊れる。
結果として——
- かゆみが出やすくなる
- においが強くなる
- おりものの状態が変わる
- カンジダなどの感染症にかかりやすくなる
「清潔にしてるのに調子が悪い」って人は、洗いすぎが原因かもしれない。
正しい洗い方
使うもの
デリケートゾーン専用ソープ。弱酸性で、アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分のものを選ぶ。最近はドラッグストアでも買えるようになってきた。
泡で出てくるタイプが便利。固形石鹸タイプもあるけど、泡立てるのが面倒ならポンプ式一択。
温度
ぬるま湯(37〜38℃くらい)。熱いお湯は皮脂を落としすぎるし、粘膜への刺激が強い。
手順
- ぬるま湯で軽く流す
- 泡を手のひらに取る
- 外陰部をやさしくなでるように洗う
- 小陰唇のひだは指の腹でそっと。恥垢(白いカス)が溜まりやすいのでここは丁寧に
- 肛門まわりも忘れずに。前から後ろへ
- しっかりすすぐ
全工程で30秒〜1分くらい。長くやりすぎる必要はない。
絶対やっちゃダメなこと
- 膣の中まで洗う — 自浄作用があるので不要。膣内洗浄は必要なときだけ、医師の指示で
- スポンジやタオルでゴシゴシ洗う — 手のひらだけでいい
- ボディソープで念入りに洗う — 粘膜がデリケートなのでやさしく
- 長時間かけて洗う — さっと洗ってさっと流す
専用ソープ選びのポイント
| チェック項目 | おすすめ |
|---|---|
| pH | 弱酸性(pH4前後) |
| 洗浄成分 | アミノ酸系・ベタイン系 |
| 香り | 無香料 or 天然精油 |
| 添加物 | パラベン・着色料フリー |
| 使い勝手 | 泡ポンプ式が楽 |
値段は1000〜2000円くらいのものが多い。ボディソープとそこまで変わらない。
「専用ソープを使い始めてどう変わった?」
個人的な体験だけど、専用ソープに変えて2週間くらいで「あ、なんかにおいが気にならなくなった」と感じた。劇的な変化というよりは、「そういえば最近気にならないな」くらいの自然な変化。
友達にも勧めたら、「かゆみが減った」「おりものの量が安定した気がする」って言ってた。もちろん個人差はあるけど、試す価値はあると思う。
値段も大したことないし、まずは1本買ってみて、1ヶ月使ってみるのがおすすめ。合わなかったらやめればいいだけだし。ちなみに生理中はとくにデリケートゾーンがムレやすくなるので、洗い方を見直すならまず生理期間中から意識してみると変化を感じやすいと思う。
ちなみに旅行や出張で専用ソープがないときは、ぬるま湯だけで洗うほうがボディソープを使うよりまだいい。お湯だけでも汗や汚れは十分落ちるし、粘膜のバランスを崩すリスクがない。トラベル用のミニボトルに詰め替えて持っていくのもアリです。
洗ったあとにタオルでゴシゴシ拭かないのも地味に大事。やわらかいタオルでそっと水気を取るだけで十分です。下着をはく前に少しだけ乾かす時間を取るとムレにくいし、保湿ケアをしている人はそのタイミングで薄くなじませると続けやすい。洗い方だけでなく、洗ったあとの扱いまで含めて「やさしく」が正解です。
参考文献
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よくある質問
- Q. デリケートゾーンを洗うときの正しい温度は?
- 37〜38℃のぬるま湯が適切です。熱いお湯は皮脂を落としすぎ、粘膜への刺激が強くなるため避けましょう。
- Q. 膣の中まで洗う必要はありますか?
- いいえ。膣には自浄作用があるため、中まで洗う必要はありません。洗うのは外陰部だけで十分です。
- Q. 専用ソープに変えるとどんな変化がありますか?
- 弱酸性の専用ソープに変えることで、においやかゆみが軽減し、おりものの量が安定したと感じる人が多いです。
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この記事を書いた人
白滝由紀フェムケア研究所 編集長
🏅 日本フェムテック協会認定フェムテックアンバサダー
フェムケア領域の情報発信に携わるライター(29歳女性)。女性の健康課題について、信頼できるエビデンスに基づいた情報をわかりやすく届けることを目指しています!

