デリケートゾーンの正しい拭き方|トイレ後のケアで差がつく清潔習慣
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デリケートゾーンの正しい拭き方|トイレ後のケアで差がつく清潔習慣

by フェムケアジャーナル編集部
#デリケートゾーン #拭き方 #トイレ #衛生

「トイレ後の拭き方なんて、改めて考えたことなかった」って人、多いんじゃないでしょうか。わたしもそうでした。

でもある日、婦人科で「拭き方、どうしてますか?」って聞かれて、はっとしたんです。毎日何回もしていることなのに、正しいやり方なんて誰も教えてくれなかった。

実は、トイレ後のデリケートゾーンの拭き方ひとつで、かゆみやニオイ、さらには膀胱炎のリスクまで変わってくるんです。

なぜ拭き方が大事なのか

デリケートゾーンは粘膜が薄く、とても繊細。膣内には善玉菌がいて、pH値を弱酸性に保つことで雑菌の繁殖を防いでいます。

でも、間違った拭き方をしてしまうと:

  • 雑菌が尿道や膣に入り込む(膀胱炎や膣炎の原因に)
  • 摩擦で粘膜が傷つき、かゆみや乾燥を引き起こす
  • ペーパーの繊維が残って、炎症やニオイの元になる

特に女性は尿道が短いから、雑菌が膀胱まで届きやすい構造。「膀胱炎を繰り返す」という人は、もしかしたら拭き方に原因があるかもしれません。

正しい拭き方【基本の3ステップ】

ステップ1: 前から後ろに、やさしく押さえる

これ、聞いたことがある人も多いはず。大腸菌などの雑菌が多い肛門側から膣側に拭くと、感染リスクが上がります。

ポイント:

  • 必ず前(尿道・膣側)から後ろ(肛門側)へ
  • ゴシゴシこするのではなく、押さえるようにして水分を吸い取る
  • 一度拭いたペーパーは使わず、新しいペーパーで拭く

「えっ、一回で終わらせちゃダメなの?」って思うかもしれないけど、これが意外と大事。同じペーパーで何度も拭くと、雑菌を広げているようなものです。

ステップ2: 強くこすらない

粘膜はティッシュの摩擦だけでも傷つきやすい部分。ゴシゴシこすると、目に見えない細かい傷ができて、そこから炎症が起きることもあります。

わたしも昔、「しっかり拭かないと!」と思って強めに拭いていたんですが、それが逆効果だったみたい。押さえるだけで十分です。

ステップ3: 拭きすぎない

清潔にしたいからといって、何度も何度も拭くのもNG。拭きすぎると、デリケートゾーンに必要な潤いまで取ってしまって、乾燥の原因になります。

乾燥すると、バリア機能が低下してかゆみや炎症が起きやすくなる。2〜3回、やさしく押さえて拭けば十分です。

やりがちなNG拭き方

後ろから前に拭く

これ、実は無意識にやっている人が多いんです。特にお尻を拭くときの流れでそのまま前に拭いてしまうと、大腸菌などが尿道や膣に入り込むリスクが高まります。

ウォシュレットの水を当てすぎる

ウォシュレット自体は悪くないんですが、水圧を強くしたり、長時間当てすぎると膣内の善玉菌まで洗い流してしまうことがあります。

個人的には、ウォシュレットを使うなら:

  • 水圧は「弱」か「中」で
  • 5秒程度にとどめる
  • ビデ機能は基本的に不要(膣内は自浄作用があるので)

使った後は、やさしくペーパーで水分を押さえて拭き取りましょう。

トイレットペーパーを何重にも重ねて拭く

厚くすれば優しく拭けそうな気がするけど、実はペーパーの繊維が残りやすくなることも。適度な厚さで、新しいペーパーでこまめに拭くほうが清潔です。

外出先でのコツ

公衆トイレって、ペーパーの質があまり良くないことが多いですよね。硬いペーパーでゴシゴシ拭くと、粘膜にダメージを与えやすい。

わたしが実践しているのは:

流せるデリケートゾーン用シートを持ち歩く
最近は薬局でも手に入ります。トイレットペーパーよりも柔らかくて、拭き心地がいい。ただし「流せる」と書いてあっても、トイレによっては詰まる可能性があるので注意。

ポーチに柔らかいポケットティッシュを常備
ペーパーの質が悪そうなときは、自分のティッシュを使うのもアリ。水に流せないから、ゴミ箱に捨てることになるけど、肌に優しいほうを選びたい。

ウォシュレットがあれば軽く使う
外出先のトイレにウォシュレットがあれば、短時間だけ使ってから拭くのもおすすめ。ペーパーでの摩擦を減らせます。

生理中の拭き方

生理中は特にデリケートゾーンが敏感になっている時期。経血があると、つい念入りに拭きたくなるけれど、ここでも「押さえるように拭く」が基本です。

ナプキンを替えるタイミングで、デリケートゾーン用のウェットシートを使うのもひとつの方法。ただし、アルコール入りや香料が強いものは刺激になるので、無添加・弱酸性のものを選んで。

トイレ後以外でも意識したいこと

拭き方だけじゃなく、日常のちょっとした習慣も大事です。

下着は通気性の良いものを
ムレると雑菌が繁殖しやすくなります。綿素材や吸湿性のある素材がおすすめ。

お風呂ではデリケートゾーン専用ソープを
ボディソープだとpH値が合わず、善玉菌まで洗い流してしまうことも。デリケートゾーン用のソープなら、弱酸性で刺激が少ないものが多いです。

乾燥が気になるときは保湿を
デリケートゾーン用の保湿ジェルやオイルもあります。わたしも冬場は乾燥しやすいので、お風呂上がりに軽く塗ることがあります。

まとめ: 小さな習慣が大きな差に

トイレ後の拭き方なんて、地味なテーマだなって思うかもしれません。でも、毎日何回も繰り返すことだからこそ、ちょっとした習慣の違いが積み重なって、デリケートゾーンの状態に大きく影響するんです。

おさらい:

  • 前から後ろへ、やさしく押さえるように拭く
  • 一度使ったペーパーは使わない
  • 強くこすらず、拭きすぎない
  • ウォシュレットは適度に、短時間で

「最近ちょっとかゆい」「ニオイが気になる」という人は、まず拭き方を見直してみるのもいいかもしれません。


※この記事は一般的な情報提供を目的としています。かゆみやニオイが続く場合、痛みがある場合は、婦人科で相談してくださいね。

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