妊活中の体質改善に漢方薬を取り入れる|あなたに合う漢方の選び方
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妊活中の体質改善に漢方薬を取り入れる|あなたに合う漢方の選び方

by フェムケアジャーナル編集部
#妊活 #漢方 #体質改善 #東洋医学

妊活を始めてから、「体質改善」という言葉が気になり始めた人も多いと思います。冷え性、生理不順、疲れやすさ。病院に行くほどじゃないけれど、なんとなく「このままで妊娠できるのかな」と不安になる。

わたしの周りにも、そんな悩みを抱えながら漢方薬を試してみた友人が何人かいます。「すぐには効かないけど、3ヶ月くらい飲んだら体が楽になった」という声もあれば、「正直、自分には合わなかった」という人も。

漢方薬は薬だけど、西洋医学とはちょっと違う。体質そのものにアプローチする、という考え方です。

妊活で漢方が注目される理由

妊活中に漢方薬を選ぶ人が増えているのは、いくつか理由があります。

まず、体全体のバランスを整えることを目指している点。西洋医学が「この症状にはこの薬」という対症療法なのに対し、漢方は「体質を根本から変えていく」というスタンス。だから、冷え・疲労・月経不順といった複数の症状を同時にケアできることがあります。

それから、副作用が比較的少ないイメージがあること。もちろん漢方にも副作用はあるし、体質に合わないと効果が出ないこともありますが、「まずは自然由来のもので試したい」と考える人には選択肢のひとつになります。

そして何より、不妊治療と並行して使えるケースが多いこと。クリニックでの治療を受けながら、体質改善として漢方を取り入れる人も少なくありません。

妊活に使われる代表的な漢方薬

漢方では、まず「自分がどんな体質なのか」を見極めることが大切です。同じ「妊娠しにくい」という悩みでも、冷えタイプなのか、血の巡りが悪いタイプなのか、ストレスが強いタイプなのか。原因が違えば、選ぶ漢方も変わってきます。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

妊活でいちばんよく耳にする漢方かもしれません。冷え性で、顔色が悪く、疲れやすい。生理の量が少なめ、貧血気味。そんな「血虚(けっきょ)」タイプの人に向いているとされています。

体を温めて血を補う生薬が入っていて、むくみにも働きかけます。妊娠中や産後にも使われることがあるくらい、女性向けの定番です。

温経湯(うんけいとう)

冷えが強く、手足が冷たい。唇が乾燥しやすく、生理が不順。こんな症状がある人に。

月経不順や無月経に対して処方されることが多く、「温める」ことに重きを置いた漢方です。ホルモンバランスを整えたい人にも選ばれます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

どちらかというと、体力がある人向け。のぼせやすく、下半身は冷える。肩こり、頭痛、生理痛がある。「瘀血(おけつ)」といって、血の巡りが悪い状態に使われます。

生理前のイライラや、子宮筋腫・卵巣嚢腫がある人にも処方されることがあります。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

ストレスが多くて、イライラしやすい。疲れやすく、不安になりやすい。肩こりやのぼせもある。こんな「気滞(きたい)」タイプに。

自律神経のバランスを整える働きがあるとされ、精神的な負担が大きい妊活中には心強い存在です。

自分に合う漢方の選び方

漢方薬は、ドラッグストアでも買えます。でも正直、自己判断で選ぶのは難しい。

婦人科・不妊クリニックで相談する

妊活中なら、まずは通っているクリニックで相談するのがいちばん安心です。不妊治療に詳しい婦人科医の中には、漢方にも詳しい先生がいます。

保険適用される漢方もあるので、費用も抑えられます。ただし、すべてのクリニックが漢方に積極的とは限らないので、事前に確認しておくといいかもしれません。

漢方薬局で「証」を診てもらう

漢方専門の薬局では、問診や舌診、脈診などをして、あなたの「証(しょう)」を判断してくれます。証というのは、体質や体の状態のこと。

オーダーメイド感覚で漢方を調合してくれる薬局もあります。費用は保険適用外になることが多く、1ヶ月分で1万円前後かかることも。でも、より自分に合ったものを選んでもらえる安心感はあります。

飲み続けることが前提

漢方は「即効性」を求めるものではありません。少なくとも2〜3ヶ月は続けて、体質が変わってきたかを見る必要があります。

途中で「効かない」とやめてしまうより、まず3ヶ月。体の変化を感じられるかどうか、様子を見てみてください。ただし、体に合わないと感じたら無理せず相談を。

漢方だけに頼らない妊活の基本

漢方を飲めば妊娠できる、わけではありません。体質改善はあくまで土台づくり。

睡眠、食事、運動。この3つが整っていないと、どんなにいい漢方を飲んでも効果は半減します。

特に睡眠不足は、ホルモンバランスに直結します。23時には布団に入る習慣をつけるだけで、体調が変わったという人もいます。

それから、冷たい飲み物ばかり飲まない。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる。ちょっとしたことですが、漢方の効果を引き出すには、日常の習慣も大事です。

自分のペースで、焦らずに

妊活中は、周りの妊娠報告に焦ったり、生理が来るたびに落ち込んだり。精神的にもしんどい時期です。

漢方は、そんなときに「何かできることをしている」という安心感をくれるかもしれません。すぐに結果が出なくても、体が少しずつ楽になっていく感覚があれば、それだけでも前向きになれます。

ただ、漢方にも向き不向きがあります。合わないと感じたら、別の方法を探せばいい。自分の体と相談しながら、無理なく続けられる妊活を見つけていってくださいね。


※この記事は医学的アドバイスではありません。体質や症状によって適した漢方は異なるため、必ず医師や薬剤師に相談してから服用してください。

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