子宮頸がん検診のすべて|痛い?費用は?受けるべき年齢と頻度
婦人科の病気

子宮頸がん検診のすべて|痛い?費用は?受けるべき年齢と頻度

by フェムケアジャーナル編集部
#子宮頸がん #検診 #HPV

「子宮頸がん検診、そろそろ受けた方がいいのかな…」

そう思いながらも、なんとなく先延ばしにしていませんか?わたしの周りでも、「痛そうで怖い」「何されるかわからない」「恥ずかしい」という声をよく聞きます。

でも、子宮頸がんは20〜30代の若い世代でも増えている病気。検診で早期発見できれば、ほぼ100%治るがんでもあるんです。

今回は、子宮頸がん検診の流れや痛み、費用について、できるだけ正直にお伝えします。

子宮頸がん検診って、何をするの?

検診の流れは思ったよりシンプル。

  1. 問診:生理周期や症状、過去の検診歴などを聞かれます
  2. 内診台に上がる:下着を脱いで、専用の内診台へ
  3. 器具で膣を広げる:クスコという器具を使います
  4. 細胞を採取:ブラシやヘラで子宮頸部の細胞をこすり取る
  5. 終了:採取は数十秒で完了

所要時間は全体で5〜10分程度。実際に細胞を採取している時間は、ほんの数秒です。

細胞診とHPV検査の違い

子宮頸がん検診には、主に2つの方法があります。

細胞診(従来型) 子宮頸部の細胞を採取して、がん細胞や異常な細胞がないかを顕微鏡でチェック。日本の自治体検診で広く使われているのがこのタイプ。

HPV検査 ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかを調べる検査。子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVの有無を確認できます。最近は、細胞診とセットで行う医療機関も増えてきました。

正直、痛いの?

ここが一番気になるところですよね。

個人差はあるけど、正直に言うと「無痛ではない」です。でも、耐えられないほどの痛みではありません。

多くの人が感じるのは…

  • 器具を入れる時の違和感・圧迫感
  • 細胞を採取する時のチクッとした痛み
  • 生理痛のような軽い鈍痛

「生理痛の軽いバージョン」という表現がいちばん近いかも。わたしの場合は、採取の瞬間に「あ、今取ってるな」っていうチクッと感があって、終わったあとは少しお腹が重い感じ。でも日常生活に支障が出るレベルではなかったです。

痛みを軽くするコツ

  • リラックスして力を抜く(緊張すると余計に痛い)
  • 深呼吸しながら受ける
  • 生理前後は避ける(子宮が敏感になっている)
  • 痛みに弱い人は事前に医師に伝える

どうしても怖い人は、「痛みに弱いんです」って最初に伝えておくと、先生も優しくゆっくりやってくれることが多いです。

費用はどれくらい?

自治体の検診(20歳以上) 多くの自治体では、2年に1回、無料または500〜1,000円程度で受けられます。自治体から検診クーポンが送られてくることも。

個人で受ける場合(自費)

  • 細胞診のみ:3,000〜5,000円
  • 細胞診+HPV検査:5,000〜8,000円

婦人科クリニックや健診センターで受けられます。

異常が見つかった場合 精密検査が必要になると、そこから保険適用(3割負担)に。コルポスコピー(拡大鏡で詳しく見る検査)や組織診を行う場合は、5,000〜10,000円程度かかることがあります。

HPVワクチンを打っても、検診は必要?

答えはYES。絶対に必要です。

「ワクチン打ったから、もう検診しなくていいよね?」という誤解、実はすごく多いんです。でも、これは危険。

なぜワクチンだけでは不十分なのか

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となる高リスク型HPVの一部(主に16型・18型)を予防するもの。でも、すべてのHPV型をカバーできるわけではありません。

  • 9価ワクチン(シルガード9):約90%の子宮頸がんを予防
  • 4価ワクチン(ガーダシル):約70%を予防
  • 2価ワクチン(サーバリックス):約70%を予防

つまり、ワクチンを打っても10〜30%のリスクは残る。だから検診は必須なんです。

ワクチン+検診で、ほぼ100%予防できる

逆に言えば、HPVワクチンと定期的な検診を組み合わせることで、子宮頸がんはほぼ100%予防できる時代になりました。両方セットで考えることが大事。

何歳から、どのくらいの頻度で受けるべき?

推奨開始年齢:20歳 性交渉の経験がある人は、20歳を過ぎたら検診スタート。

頻度:2年に1回 日本の指針では2年に1回が推奨されています。海外(アメリカなど)では年1回のところもあるけど、日本では2年に1回でOK。

ただし、以下に当てはまる人は、もう少し頻繁に受けた方がいいかも。

  • 過去に異常を指摘されたことがある
  • HPV感染歴がある
  • 複数のパートナーがいる、または過去にいた
  • タバコを吸っている(リスク要因の1つ)

心配な人は、婦人科で相談してみてください。

検診、どこで受ける?

自治体検診 市区町村から届く検診案内を使って、指定の医療機関で受ける。費用が安い(または無料)のがメリット。

婦人科クリニック 自費だけど、自分の好きなタイミングで予約できる。ついでに他の相談もできるので、何か気になることがある人におすすめ。

レディースクリニック専門のところ 女性医師・女性スタッフのみのクリニックも増えています。男性医師に抵抗がある人は探してみて。

検診結果の見方

結果は、だいたい2〜3週間後に届きます。

陰性(正常) 異常なし。次回は2年後でOK。

ASC-US、LSIL(軽度異常) 軽い異常が見つかった状態。すぐにがんというわけではなく、経過観察やHPV検査の追加が必要になることが多い。

HSIL(高度異常) 精密検査(コルポスコピー・組織診)が必要。でも、この段階でもまだ「がん」ではなく、前がん状態のことがほとんど。治療すれば進行を防げます。

がん 残念ながらがんが見つかった場合。ただし、早期発見なら治療の選択肢も多く、予後は良好です。

異常が出ても、焦らないで。早めに見つかったことをむしろラッキーと思って、きちんと精密検査を受けましょう。

最後に

子宮頸がん検診、確かに「楽しい!」ってものではない。でも、自分の体を守るための大切な習慣です。

20代後半くらいから、「そろそろ受けた方がいいのかな」って思いつつ先延ばしにしている友達、周りにけっこういます。でも、子宮頸がんは若い世代でも増えている。検診で見つかれば、ほぼ確実に治せる病気なのに、検診を受けていなかったために進行してしまうケースもある。

それってすごくもったいない。

一度受けてしまえば、「なんだ、こんなもんか」って思うはず。2年に1回、たった数分のこと。自分の未来のために、ぜひ一歩踏み出してみてください。

※この記事は医学的アドバイスではありません。気になる症状がある場合や、検診結果に不安がある場合は、婦人科を受診してくださいね。

MoistVenus のフェムケアアイテム

mybest総合1位受賞。デリケートゾーンソープ、エッセンスオイル、妊活ジェルなど、あなたのケアをサポートします。

商品を見る →

関連記事